第26回西宮市民音楽祭

第26回西宮市民音楽祭
(平成13年11月3日西宮アミティホール)

1年で1番晴れになる確立の高い日、11月3日は予想に反してのどしゃ降り。その中で行われた
第26回西宮市民音楽祭はあらゆるジャンルの音楽が結集し、好演を披露した。


直前まで音楽室で踊りのパターンを練る生徒たち

それまで県立西宮高校が常連で出場していたこの演奏会を引き受けたのは9月に入ってから。
重圧だった。生徒からも責められた。もちろん初出場で見たことも聴いたこともない演奏会で
しかも音楽が「高知県ゆかり」という限定付き。楽譜を取り寄せるももう一つ盛り上がりにかける
なあ、と思いながら他の行事に集中し、この行事の練習は実質1週間だった。


衣装も自分たちで生徒たちで決めたよ
{体育科の先生方、ありがとうございました}

「よさこい節」と「南国土佐を後にして」に決めてもまだイメージは湧かず、インターネットで
調べて高知県よさこい振興会に連絡をとってそのビデオと鳴子を人数分レンタルした。
振興会の方はすぐに送ってくださった。「よさこい」は鳴子を持ってよさこいのメロディに
合わせて踊れば何でもいいということで、生徒の創造力は次第に膨れ上がってきた。
そして、最後の最後まで踊りや演奏や衣装にこだわりを持ち、前日も新たな曲や踊りに
トライしていたほどだった。本当に若い創造精神には恐れ入る。私は曲をアレンジしただけで、
生徒はさらにそれをアレンジにアレンジを重ね、まさに「仁川オリジナル」というべき舞台に
仕上がった。


輩の髪を結う先輩たち

セットもできたよ!中学1年生  アミティホールデビュー戦

最後の練習をする(アミティーホール会議室)

このホールで熱唱するととても気持ちがよい

短い時間でよくここまで出来たね。


指揮台から侍が刀を振り回してジャンプ!
紙テープが飛び、終了した。
この侍はこの後、外科病院で右足親指亀裂骨折、
全治2ヶ月の診断を食らった。トホホホ・・・

それを支えてくれたのが西宮市文化振興財団だった。細かいリクエストや本番前の大きな変更、
太鼓のやぐら作りまでお世話をしてくれた。また、たくさんの聴衆からも大きな拍手をいただいた。
いろんな人に支えられた音楽祭初出場。演奏も楽しく出来たようで生徒も満足げだった。