(1999年3月27日兵庫県立西宮高等学校講堂)
兵庫県吹奏楽連盟主催指導者研修会は3月26日、27日の2日間、県立西宮高校で行われた。
モデルバンドは夢野中学校と三田西陵高等学校、2日目はサックスとフルートの講習会も合わせて
行われ、仁川学院の部員たちも参加した。そしてモデルバンドの発表が終わった後、この研修会は
関西学院、県立西宮、報徳学園、仁川学院の4校の合同演奏で締めくくられた。1曲目は
エルガー作曲威風堂々第1番(南哲哉指揮)、2曲目「恋のカーニバル、特別仕様」
(池田純也先生)が演奏され、盛大な拍手を受けた。
威風堂々第1番(エルガー作曲)
4校合同(関西学院、県立西宮、報徳学園)演奏。エルガーの名曲であり、
イギリス国民に愛唱されている難曲の威風堂々を見事に演奏し切った。
恋のカーニバルを練習する4校合同バンド
(兵庫県立西宮高等学校音楽教室)
この研修会は昨年の12月に県立西宮高校の吉永先生より打診があり、4校で相談して合同練習の
日程が組まれた。県立西宮高校はアンサンブルコンテストが県大会、関西大会まで数多く進んでおり、
CD録音も予定されていた。また4校はいずれも選抜高校野球大会の演奏の練習もあって、なかなか
練習を合同でするのが難しく、初めは関西学院、報徳学園、仁川学院の3校で練習してきた。そして、
県立西宮高校の加入によりますます、曲が仕上がってきて、少ない練習期間とは思えない集中力の
ある演奏ができるようになってきた。また、威風堂々は県西の音楽室での最終練習で本場イギリスでの音楽祭の演奏を映像で見て感じをつかんだ。前回の定期演奏会での合同から半年、それぞれの学年の生徒たちが着実に成長してきていることを感じさせた。今後は各校での活動になるが、この合同での成果を生かせるようにしていきたい。