(平成13年4月4日 阪神甲子園球場)
開会式からすると季節が変わったような春の日差し、晴天に恵まれた甲子園球場で
茨城の常総学院高校と宮城の仙台育英高校の決勝戦、引き続いて閉会式が行われた。
試合は1点を争う好ゲームで常総学院が優勝した。その後の閉会式では式典演奏に
開会式と同じ西宮市内11校の選抜メンバーが臨んだ。10日のブランクで雨天練習場での
リハーサルでは初めややぎこちない感じの演奏だったが、吹き込んでいくうちに
思い出したような生き生きとした音に見る見るうちに仕上がっていった。
ここでも仁川学院古家さんがチューニング
彼女も何か自信のようなものが出てきた気がする
どんどん仕上がっていく。指揮をするのが楽しい!
姿勢も良くなってきた。頭の上では仙台育英の猛烈な応援が続く・・・
内海先生の指導力にはいつも感心させられる。
打楽器も調子が出てきた!
やわらかな春の風、あたたかな日差しはまさに新しい季節の到来、若者の時代を予感させ、
荒れたグランドは熱戦を物語り、その中での表彰式はたくさんの「一生懸命」が満足感に
変わっていくすばらしい舞台だった。生徒たちの奏でる音楽も若々しさと喜びに満ちあふれ、
たくさんの観衆から拍手を受けた。2度と足を踏み入れることはないであろう甲子園のグランド、
土の感触も芝生の感触は生徒たちの貴重な財産となったと思う。センバツは今年もすばらしい
感動と満足感を味わわせてくれた。
表彰の音楽「栄光」 楽器にも「甲子園」が映っている
笑顔でタクトを振る武庫川女子・下箱石先生
ファンファーレ こんな所に足を踏み入れることもないでしょう
仁川学院 部長の挨拶も軽やかだった